MG フルアーマーダブルゼータガンダム レビュー

今回は、2000年8月に発売されたMG 1/100 FA-010S フルアーマーダブルゼータガンダムのレビューをご紹介します!


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MG フルアーマーダブルゼータガンダムは、『機動戦士ガンダムΖΖ』に登場する主人公機『ZZガンダム』の強化型『フルアーマーダブルゼータガンダム』の/100スケールモデルキットです。センサーディテールやハッチ開閉式ミサイルポッドを持つ各部増加装甲を新規造形で再現。メッシュパイプやリード線による腹部動力パイプや巨大なハイパーメガキャノンなど、強化型機特有の重装備仕様ZZガンダムが再現されています。価格は6,600円(税込み)。

『機動戦士ガンダムΖΖ』終盤に登場した増加装甲仕様のダブルゼータガンダムがキット化。1999年12月に発売されたMGダブルゼータガンダムをベースに、胴体部や腕部、脚部など各部12ヶ所にわたって増加装甲が追加されたキットになっています。増加装甲を装備しているため、Gフォートレス他への変形はオミットされています。

成型色はブルーとホワイトがメイン。ダブルゼータガンダム本体はレッドやイエローなども配色されていますが、増加装甲は主に前述した2色で再現されています。バックパックや関節はグレーやブルーグレーでの配色。シールはツインアイと胸部センサーを色分けする程度で、ダクト内部など細部は塗り分けが必要です。

ポリキャップ(Mランナー)を各部に使用し、関節強度はまずまず高め。ですがソール部の接地にやや不安定さがあり、各部装甲と背部バックパックにも重量があるので自立もやや不安定なところがあります。

各部ともパーツの組み合わせ強度が高めなので、仮組みなどでパーツを分解する際には破損に注意が必要です。一部にビスを使用するので、組立時はプラスドライバーが必要になります。

胸部。厚みのある増加装甲が造形されています。表面に造形されたセンサーモールドは一部グリーンのシールによる色分けですが、全体的にグレーに塗り分けが必要です。胸部の増加装甲は比較的外れやすいので、キット取り扱い時は注意が必要です。表面のカバーを外すとミサイルポッドが露出。ミサイルは赤いパーツで色分けされています。

腰部も白い増加装甲が新造されています。動力パイプはリード線にメッシュパイプを通しての再現となります。中央のハイ・メガ・キャノンは内部を赤く塗り分ける必要があります。サイドアーマーもバーニア付きのものが新造されています。バーニア内部も赤く塗り分けが必要。

リアアーマーも増加装甲が新造。腹部から伸びるメッシュ動力パイプはリアアーマーに接続されています。右側にはハイパー・メガ・キャノンのエネルギーケーブル接続用のポリキャップ穴が造形されています。胴体部はダブルゼータガンダムの形状がそのまま造形されています。

腰アーマー裏は、通常のダブルゼータガンダム用フロントアーマーなどにはモールドが造形されています。サイドアーマーもモールドが造形されていますが、肉抜き穴っぽくもなっています。

腹部内部にはコアファイターが内蔵されています。コアファイターは変形しない簡易的なものですが、コックピットは造形されています。

腕部。肩や前腕に肉厚な装甲が追加されています。

二の腕、前腕ともに複数パーツの組み合わせで、合わせ目ができないような構造になっています。ハンドパーツは親指と人差し指、そして残り3指がそれぞれ可動するタイプです。

二の腕とは別に、肘がロール可動するようになっています。

右腕部はハッチが開閉可能で、内部にはミサイルポッドが造形されています。こちらもミサイルは赤いパーツで色分けされています。

ショルダーアーマー。厚みのある装甲が造形されています。左右に伸びるアーマーもダブルゼータガンダムよりも延長したものが造形。前面に装備している角型のスプレー・ミサイル・ランチャー(6連装ミサイル・ランチャー)用ユニットはポリキャップ接続ですが、比較的外れやすいので注意です。側面のスリット入りダクトはふちを赤く、内部をグレーに塗り分ける必要があります。側面の白い装甲はわずかですが可動します。

腕部は装甲を外すとダブルゼータガンダムの腕部が露出します。

脚部。四方を肉厚な装甲で覆われた丈夫そうな形状が再現されています。膝左右のダクトは、ふちを赤く、内部をグレーに塗り分ける必要があります。

スラスター下部のスリット入りダクトはふちを赤に、内部をグレーに塗り分ける必要があります。膝裏のダブルゼータガンダム用スラスター(イエロー成型色)も内部をグレーに塗り分ける必要があります。

脚部はビスとワッシャーで組み付けるようになっています。

ソール部はダブルゼータガンダムと同じ。つま先と踵が水平になりにくく、自立に多少の不安定さがあります。踵にはストッパーがあるので、うまく配置することで自立は可能です。足裏はモールド入りの蓋パーツが造形され、つま先と踵はコンパクトに折りたたみが可能。

脚部もダブルゼータガンダムの脚部がそのまま造形されています。

バックパック。MGダブルゼータガンダムのバックパックと大部分は同じですが、下部のバーニアが2基になっていたり、スラスターカバーが大型化されていたりと強化された形状が再現されています。

裏面はメカニカルな造形に。

後部バーニアは固定強度が甘く、プラプラな状態でした。抜け落ちることは無いと思いますが、不安定さが目立つので注意です。(個体差があるかもです。)

下部のウイングは展開可能で、サーベルホルダー基部は前後左右に可動します。

上部のミサイルポッドはハッチが開閉可能。

小柄なMGジムコマンド(コロニー戦仕様)、MGの中でもサイズ感のあるMGシナンジュ・スタイン(ナラティブVer.)と並べて。ダブルゼータガンダムの重装甲版ということで、フルアーマーダブルゼータガンダムもなかなかの大きさになっています。

前後開脚もあまり広くは展開できないようです。

膝もくの字に曲げる程度となります。

足首は広く前後可動します。左右への可動は、内側へはダブルゼータガンダムの装甲が展開するので広く可動させることができます。外側へは増加装甲が干渉してダブルゼータガンダムの装甲が展開しないため、わずかとなります。

左右への開脚もハの字程度とわずか。サイドアーマーが外れやすいので、後方に向け、干渉を避けるようにして開脚させます。

脚の付け根が回転するので、内股ガニ股は水平以上に可動させることができます。

立膝もほぼ不可能だったので画像は省きました。

可動域の総括としては、各部とも可動範囲が小さく、増加装甲などの干渉により、十分なポーズは期待できなそうですね。素立ちにハイパーメガキャノンを装備させて重厚感あるスタイルにするなど、ディスプレイモデルとしての造形の良さなどを楽しむのが良さそうです。

バックパックへの接続基部は付け根が回転可動します。前後にも可動。

エネルギーケーブルはリード線のリボンケーブルにパーツを通すことで造形されています。ハイパーメガキャノンやリアアーマーへの接続基部はリボンケーブルを曲げて取り付けるので固定強度はしっかりとしています。手前のフックのようなパーツも付け根が回転可動します。

特に変形ギミックはありませんが、グリップは収納可能で前面のハッチが展開可能です。

中央のセンサーや砲身も回転させて収納することができます。

センサーはクリアーパーツでの色分け。ダブル・ビーム・ライフルは前腕にマウントすることができます。

コアファイター。パーツによって細かく色分けされています。

キャノピーは開閉可能。コックピットは白一色なので塗り分けが必要ですが、パイロットも簡易的ながら造形されています。機首部分は左右挟み込みタイプで上下に合わせ目ができ、一部は黒いシールでの色分けです。

ハイパー・メガ・キャノンを装備して。

各部のポロリが多く、背部のバックパックもポリキャップ接続部が一旦外れるとハズレグセがつくので、ハイパー・メガ・キャノンを装備させるだけでもかなり大変な作業となります。ある程度部分的に補強しつつ保持させたほうが安心できると思います。ただ、装備した姿は圧巻なので、これだけでも見る価値がある感じでした。

ハイパー・ビーム・サーベル柄はグリップのリブが可動式になっていて、造形された穴によって縦と横でストッパーがかかるようになっています。

柄のリブをハンドパーツに差し込んで保持しますが、リブがある割にしっかりと固定されての保持ではないので外れやすいです。うまく握らせてやる必要がありますね。装備したときのサーベルの太さは魅力的。

適当に何枚かどうぞ。

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以上です。干渉しやすく、ポロリも多いため、ポージングという部分ではほぼ妥協せざるをえないところがあります。ですがそれがなくても、造形や武装のサイズ感、プロポーションなどで十分に楽しめるキットになっていると思います。ちょっとしたポーズでもかっこよさが味わえますし、ハイパー・メガ・キャノンを装備するだけで圧巻なくらいの迫力が出るので満足度は高いですね。

もしポージングしたい場合はポロリなどでストレスを感じることもあると思うので、バックパックやサイドアーマー、肩のスプレー・ミサイル・ランチャーなどは予め固定強度をあげておいたほうがいいかと。それでも増加装甲の干渉で可動域が狭くなっているので、ガシガシ動かすのは難しいところはあるかと思います。



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